日南市は、民間から採用した「マーケティング専門官」を中心に、企業が進出しやすい街づくりを進めている。2016年4月、市内の油津商店街に東京のIT企業、ポート株式会社のサテライトオフィスがオープン。以来、同エリアには次々にIT企業がオフィスを開設し、同商店街はシャッター街がよみがえった事例として、経産省の「はばたく商店街30選」にも選ばれた。

民間の事業開発をもって社会課題の解決を目指すポート社は、日南オフィス開設について、「地方での新しい働き方の『アタリマエ』をつくっていくという、行政とタッグを組んだ一つの大きな挑戦」だとし、外部人材を呼び込んで「商店街を盛り上げる」「雇用を増やす」という目的を果たすために様々な試みを行っている。進出後は町の雇用課題解決に向け職業訓練の開催など地域雇用課題の解決にも取り組んでいる。