渡部さんは、関西でデザインの仕事をしていた頃、友人から紹介されたいちごのおいしさに感動し、2003年にいちごのお菓子専門店をオープンしました。業容拡大とともに2013年に法人化。京都にある店舗「メゾン・ド・フルージュ」は行列ができる人気店で、増産のため新たな製造拠点を探していたところ、西粟倉のローカルベンチャースクールを知ります。事業ブラッシュアップを経て、2017年に村内で工房を設立。現地スタッフも採用し、全国へ配送する商品を製作しています。