NPO法人底上げは、宮城県気仙沼市を拠点に、「地域のために何かをやりたい」という高校生が集まって、思いを行動に移す高校生団体のサポートをするNPO法人です。その活動を通して、主体性や自ら学ぶ力、課題解決力を身に着け、さらには郷土愛を育むことで、新しい社会やワクワクする地元をつくることができる人材を育成しています。
また、気仙沼、南三陸の高校生が、町の未来や自身の在り方について話し合う「子ども会議」の実施や、地域のコミュニティスペースなどを利用した、学習コミュニティ支援も行っています。立ち上げたのは、成宮さんをはじめ震災後にボランティアで気仙沼に駆けつけた3人の若者。震災直後の支援物資の配給、泥かき、がれき撤去といった活動から、こども支援やまちづくりに活動の形を変え、2012年5月に法人登記をしました。