【ローカルリーダーズミーティング(LLM)とは?】
ローカルリーダーズミーティング、略してLLMは、ローカルベンチャー協議会が主催する合同戦略会議です。2022年にスタートし、島根県雲南市での開催が4回目となります。産業創出・起業家育成を通じて持続可能な地域の未来づくりに挑戦し続けている自治体関係者や民間の実践者たちが全国から集い、ありたい未来に向けて何ができるのか議論を深めます。
【ローカルリーダーズミーティング2025in島根県雲南市の特徴】
・雲南市内各地区を訪問し、多くのプレイヤーが分野横断的に活動している様子を感じ取る「リビングラボ」
・農、里山、街並み、エネルギー、教育、共助、Well-beingといったテーマ別の分科会
・住民によるチャレンジの母体となる「地域自主組織」の担い手や、地域で地道な挑戦を続けるリーダー、地域外から関わる企業人との現場での対話
などのコンテンツを準備中です。普段の活動を振り返る機会として、地域や分野を越えたアイディアやつながりを生み出す場として、ぜひご活用ください。
まちは「つくる」のか「できる」のか
「活性化」の10年の、その先へ
私たちはこの10年、夢中で地域を「つくって」きました。
地域活性化。課題解決。ローカルを選んだリーダーや起業家たちの挑戦は、
まちに再び光を灯し、あちこちで小さな革命を起こしてきました。
新たな始まりの今、ふと足を止めて感じています。
私たちの挑戦を、静かに受けとめ、後押ししてくれていた地域。
そこには草を刈る人がいました。手仕事を続ける人がいました。
そんな営みが折り重なり、まちが「できてきた」のではないかと。
「地域は活性化すべきではなく、鎮静化すべきだ」。
雲南市で日本初の低温殺菌牛乳を生み出した、木次乳業の創業者・佐藤忠吉さんの言葉です。
誰かの静かな働きに、別の誰かの思いが応えること。
競わず、急がず、土地の声に耳を澄まし、響き合うように共にあること。
そんな関係性のなかに、まちの輪郭が見えてくるのかもしれません。
私たちもまた、そんな「できてくる」まちと響き合いながら、静かだけれど確かな変化の一部になっていけるのではないでしょうか。
今年のローカルリーダーズミーティングでは、「総働」という言葉を手がかりに、
土地と響き合うローカルリーダーたちと膝を突き合わせて、
「つくる」と「できる」、「活性化」と「鎮静化」のあいだにある、
ちょうどよいバランスを探ってみたいと思います。
出雲地方では、そんなちょうどよさを「えすこ」と呼ぶそうです。
あなたの地域のあの人と、もう一度、ゆっくり話してみたくなるような、
そんな静かなきっかけとなりますように。
神在月を迎える前の、出雲の奥地でお待ちしています。
DAY1
12:30-13:00 受付
13:00-14:30 オープニングセッション
開催趣旨と、問いとして「えすこ / 総働 / 鎮静化」という視点を共有
15:00-17:00 フィールド対話① ー 「つくる」の10年を振り返る ー
雲南のローカルリーダーを囲んで、10年を静かに振り返る
19:00-21:00 懇親会(木次駅周辺)
DAY2
09:00-12:00 フィールド対話② ー まちが「できる」総働の歩み ー
市内数箇所に分かれて、各地で起ころうとしている「総働」の種を聴く
12:00-13:00 昼食(各地で、地域の方を交えて)
14:00-17:30 テーマ別分科会
商店街の店舗を会場に、各テーマで起ころうとしている「総働」を深める
(想定テーマ:まちなみ、農、里山、脱炭素、共創・共助、モビリティ、教育、ウェルビーング)
18:30-21:00 大交流会
DAY3
09:00-09:30 オープニング&チェックイン
09:45-11:15 探求セッション
参加者の「いま、話したい」テーマ毎にグループに分かれて探求
11:30-12:30 全体セッション
12:30-13:00 クロージング (終了時間は変更する可能性があります)
2025年10月7日(火)、8日(水)、9日(木)
※参加申込は8月開始予定です
調整中
島根県雲南市
定員:150名
通常チケット35,000円(税込)/早割チケット30,000円(税込)/U29(学生・起業家)割10,000円(先着20名)(予定)