2017年2月15日、記者発表を実施しました。
ローカルベンチャー推進協議会設立の経緯として、NPO法人ETIC.による東北復興支援の事例と、岡山県西粟倉村での政策的ローカルベンチャー推進の事例を説明し、初年度の成果と、次年度以降の実施事業について発表し、新聞社を中心に11社12名の記者の皆様に参加いただきました。
ローカルベンチャー推進協議会事務局のNPO法人ETIC.山内幸治ディレクターからは、震災後の東北復興支援として首都圏から起業家のもとに送り出した右腕人材の1割が起業したことにより生まれた東北での新規産業や雇用創出事例の紹介がありました。
ローカルベンチャー推進協議会代表幹事の岡山県西粟倉村の上山隆浩産業観光課長からは、村が2008年に「百年の森構想」を旗揚げし、50年かけて村を作り直そうとする中で、政策的にローカルベンチャーを村に呼び込む取組みから生まれた起業家の紹介がありました。
また、2017年度に実施予定の地域課題の解決とビジネス構築を同時に学ぶ講座「ローカルベンチャーラボ」や、ローカルベンチャーを支援する「ローカルベンチャーファンド」設立のための研究会など、交付金事業が終了する5年後の自主財源での事業実施を見越した事業計画についても説明を行いました。