協議会の活動によって、ローカルベンチャー企業の売上規模、新規創業・新規事業数、起業型・経営型人材のマッチングの数の増加だけでなく、まちから消えた機能の復活や、これまでなかった機能の出現など、地域経済の持続可能性向上の兆しが生まれています。
2016年9月の事業開始から、新規事業創出数は順調に推移。各地域での新規創業・新規事業支援の環境が整ってきました。データは2016年9月〜2021年3月までの成果です。
そこに住む人や訪れる人を笑顔にし、暮らしを豊かにする取り組みを各地で一つずつ生み出していくことが、私たちの目標です。各地では、まちから消えた機能の復活や、これまでなかった機能も生まれています。下記12件の課題と解決は、すでに生まれたもの、まもなく生まれるもの、これから生み出したいと思っているものです。
児童増加による待機児童問題が発生した
1,500人の村
Iターン・子どもの数の増加により
村立保育園が新設
有効求人倍率0.2の地方事務職
IT企業15社を呼び込み
120名以上の若者の定住に
つながる
高齢化率38%の中山間地域
若手看護師・療法士が10人増加
黒字化する
訪問看護ステーション
利用価値の低い空き家
大家と起業家を繋ぐ
オモシロ不動産
大作戦
震災後、一時店舗数0になった商店街
リノベーションで
3つの店舗が新規開業
収益を上げるのが難しい、漁師の憩いの場・銭湯
シェアハウスや朝飯処
新機能と担い手の登場で復活
経済を生み出していなかった村の8割を占める山
林業関連産業の売上10億円
部局ごとにバラバラに推進される行政の地域活性政策
起業家育成を軸にした
地域商社が誕生
行政と組んで一体的に推進
高齢化による廃業が増える商店街
フィレンツェで修行した
テーラーが開業
国内外からオーダー集まる
食材は豊かでも外食産業が
成り立たない
料理で田舎に人を呼びたい
地産地消イタリアンが開店
増加する地域の廃業
地元企業と移住者が一緒に
2つの事業を承継
地域の中に挑戦したい人同士が出会う場がない
未来への対話が生まれる
コワーキングスペースの創設