ローカルベンチャーが続々と生まれ育つ社会を目指して、どのようにして地域の中に応援しあう文化を育てていくかや、どのように新たなお金の流れを生み出していくか、都市の企業や起業家たちとどのような協働が可能か。
そうした「問い」と、問に対する「挑戦」を共有しながら、未来に向けた実験を重ねています。
産業分野はもちろん、テクノロジーの活用、都市部企業との連携などでも、それぞれの地域によって得意とする領域が異なります。当協議会では、お互いの最前線での「試行錯誤」を共有する機会や、専門人材が相互に交流できる機会づくりを進めています。
「資金調達・企業の巻き込み」「地域に若者を呼び込む方法」「事業承継」など、共通に抱える課題や研究開発テーマについてのナレッジ共有や新たな仕組みの協働開発。テーマごとに年3~4回実施。
自治体間での学び合いを促進するための自治体職員・民間の中間支援組織が一堂に集う合同の合宿。ホスト自治体の取り組みを現地で視察するほか、様々な共通テーマについての議論、さらには各々の施策の成果や計画を発表し、取り組みのブラッシュアップにつなげています。
起業家たちに伴走をする支援者が、互いのスキル向上を目的に、月1回オンラインでのケースカンファレンス(起業支援事例の共有)を行っています。
ローカルベンチャーの支援環境をどのように整備していくのか。複数地域より自治体職員、民間の中間支援組織メンバーなどが集い、それぞれの地域でのローカルベンチャー推進の戦略を考える約半年間のプログラムです。
地域を担うプレイヤーへの投資をし続けることは、何よりも大切なこと。ただ人材育成には時間がかかり、多くのリソースも必要となります。私たちは、その人材育成の中核となるエンジンとして、協働で「ローカルベンチャーラボ」に取り組んでいます。
地域での新たな事業構想を立案・推進できる人材を発掘・育成するための半年間のプログラム。全国の先進的な実践者を招聘し、「地域商社」「エリアブランディング」「SDGs」「関係人口デザイン」「Local Tech」などのテーマにわかれ、お互いの事業構想を磨き合います。この場に、育てたい地域の若手起業家などを「地域推薦枠」として巻き込むことが可能です。
ローカルベンチャーラボの各テーマラボを共催することで、地域としてネットワークを広げていきたい特定テーマ領域において、メンターや専門家、起業家、都市部企業などとのコミュニティを戦略的に育てていきます。また、ラボ期間中のフィールドワークの受け入れを通じ て、ラボメンバーと地域との結びつきを深めることが可能です。
ローカルベンチャー施策の推進には、人材や知恵、資金、そして事業機会やパートナーなど、様々な投資がされ続ける循環を作っていくことが不可欠です。私たちは、ローカルベンチャー推進のための土壌づくりを目指し、ネットワークを広げていきます。
多様な経営資源を持つ企業と自治体、地域起業家らの協働により、地域課題の解決と事業創造を目指す、協働研究開発(ローカルR&D)を推進しています。そのために必要な協働パートナーの個別コーディネートを行います。
ローカルベンチャー施策を仕掛ける自治体・地域と、都市部企業のマッチングイベント。協議会メンバー以外の先進的な自治体や大手企業・ベンチャー企業などにも広く参加を呼びかけ、新たなナレッジの協働研究・開発、またネットワーク拡大の機会としても開催しています。また、参画首長が集い、トップレベルでの情報・意見交換も行います。
各自治体・地域が保有する眠れる資産(オモシロ資産)を提示し、起業家やアイデアマンとのマッチングを行うイベント。起業家のアイデアに対して、自治体・地域側からの逆提案も行い、ともに事業化を企む一日です。
ローカルベンチャー協議会では、様々な企業・団体と「マーケットパートナー」として連携し、ローカルベンチャー推進への土壌づくりを進めています。
※「マーケットパートナー」としての登録は、協議会に参画するいずれかの自治体・地域との連携実績があることが条件となります(登録費用はかかりません)。